調査の観点
実践研究の成果を体系的に取りまとめるため、以下の8つの観点を設定し、全国の小学校等教職課程を設置する大学へ調査を行いました。
観点1:シラバスにおける重み付け
教職課程コアカリキュラム(一般目標・到達目標)が、貴学における当該科目のシラバスにどのような重み付けで反映されているか
観点2:専門科目との関連づけ
当該科目で学んだ内容を深化させるために、特別支援学校教諭免許状関連科目等、より専門的・実践的内容の科目と関連づけているか
観点3:担当教員の専門性
当該科目をどのような学域・専門性・経歴を有している教員が担当しているか
観点4:当該科目における理論と実践の往還
特別支援教育の基礎理論と、教育実践(課外学習としての実習や実務家教員による演習等)が往還しているか
観点5:当該科目における基礎的環境整備・合理的配慮の実践例の紹介
教育現場における基礎的環境整備・合理的配慮(ICT活用を含む)の意義や重要性を具体的に取り上げているか
観点6:当該科目における各教科での指導法の説明
特別な支援を必要とする幼児児童生徒に対する支援・指導法を詳解しているか
観点7:当該科目における関連機関・家庭との連携
校内委員会・校内外連携等の支援体制について詳解しているか
観点8:当該科目における特別な教育的ニーズの実態の解説
障害はないが特別な教育的ニーズのある幼児児童生徒に関してどのような内容を取り扱っているか