訪問カレッジ

概要

学校教育段階までは特別支援学校等で資質・能力向上の機会がある重症心身障害の方は、学校卒業後の社会への移行期になると、「日中活動(特に生涯学習)の場」を見つけることが難しい状況にあります。そこで、卒業後の生涯学習の場を提供するため、「訪問カレッジ・オープンカレッジ@愛媛大学」を実施します。

「訪問カレッジ」ってなぁに?

特別支援学校等を卒業後、障害や病気のために学習の機会がない、または少ない18歳以上の重症心身障害等の方を対象に、利用者が希望する場所(自宅や入所施設、病院等)に指導員が訪問し、生涯学習を支援する訪問教育サービスです。
詳細は、リーフレット(PDF)をご覧ください。

どんな人が利用できるの?

原則として、四国・中国・近畿地区在住の重症心身障害のある方(学校卒業前)、重度知的障害のある方が対象となります。

実施内容

音楽、芸術制作、音楽鑑賞、スイッチを使用した創作等、利用者の希望に合わせた学習内容を実施しました。

開催方法

利用者の希望日を調整の上、2か月につき1~2回程度、利用者の希望する場所(自宅等)に訪問します。

視線入力の絵描き:視線入力装置使用して、塗り絵やミニゲームを行いました。
視線入力のカード作り:視線入力装置を使用して塗り絵を行い、事務局でその絵をポストカードにして本人にお返ししました。
スクラッチアート:葉っぱを紙の下に入れて鉛筆で擦るゲームを実施しました。
ハーバリウム:ドライフラワーを瓶の中に入れて、オイルを注入して保存して飾るゲームを実施しました。

クリスマスソングのピアノ演奏ゲーム:iPad のピアノ鍵盤をタッチして曲を演奏するゲームを実施しました。
Tシャツ染めゲーム:布用の着色料を使って真っ白なTシャツに好きな絵を描いたり、色を塗ったりするゲームを実施しました。

iPad でタッチ相撲対戦:タッチで相撲対決ができるゲームを実施しました。

オープンカレッジの大学ゼミ擬似体験:学校の授業の参加体験を実施しました。

利用者申請用紙

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