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事業概要

四国・中国・近畿ブロックの重度運動障害と知的障害を併せ持つ重症心身障害児 及び 重度知的障害児者を対象に、学習の場を提供する「訪問カレッジ」と、学習の成果を他者(他の訪問カレッジ受講生等)と共有する「オープンカレッジ」を企画・運営しています。
「訪問カレッジ」では、対象者のご自宅等にスタッフが訪問し、入力スイッチや視線入力を活用する等、個に応じた方法を模索しながら文化芸術活動を実践しています。障害が重度であっても、主体的に文化芸術活動を実践できる社会・仕組みづくりの創出を目指しています。

ご挨拶

愛媛大学教育学部 苅田知則研究室では、学習に困難のある生徒・児童に対し、ICT機器を活用した支援等を行ってきました。2019年度からは、文部科学省より「学校卒業後における障害者の学びの支援に関する実践研究事業」を受託し、障害者の卒業後の学習支援の取り組みを始めています。継続して一生涯に渡って学び続けることは、生きる力を養い、ライフスキルを向上させることにも繋がります。学校の中だけでなく、卒業後も学習する機会を提供することで、障害の有無にかかわらず、誰もが「共に学び、生きる共生社会」を実現できるよう、今後も活動に取り組んで参ります。

事業代表 苅田 知則(愛媛大学教育学部 教授)

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