共に学び、生きる共生社会コンファレンス@愛媛大学

コンファレンス開催趣旨

 平成26年の障害者権利条約の批准等を踏まえ、誰もが、障害の有無にかかわらず共に学び、生きる共生社会の実現に向けて、障害者の地域における学びの場を全国的に整備することが急務であるといえます。

 そこで、障害者の生涯学習活動の関係者を集めた『共に学び、生きる共生社会コンファレンス』を全国ブロック別に開催し、障害者本人による学びの成果発表等や、学びの場づくりに関する好事例の共有、障害者の生涯学習活動に関する研究協議等を行うことで、障害のある者とない者の交流による障害理解の促進や、支援者同士の学び合いによる学びの場の担い手の育成、障害者の学びの場の拡大を目指します。詳細は、以下文部科学省のHPでご確認ください。

※文部科学省「共に学び、生きる共生社会コンファレンスの開催について」

2025年度のコンファレンス

⚫︎2025年度まるのつどい開催予定
日時:令和7年12月25日(木)12:45〜17:00(開場:12:30)
場所:松山市青少年センター(愛媛県松山市築山町12-33)

⚫お申し込みはこちらから


 
 

 
 

2025年まるのつどい プログラム

日時:2025年12月25日(木)12:45〜17:00(開場:12:30)
場所:松山市青少年センター


【オープニングセレモニー】(12:45~13:15)
◉バンド「もうろうがかり」によるオープニング演奏
◉事業代表挨拶 苅田知則氏(愛媛大学教育学部 教授)
◉行政説明   星川正樹氏(文部科学省 総合政策局 男女共同参画共生社会学習・安全課 障害者学習支援推進室 室長)


【全体会】会場:大ホール(13:30〜15:15)
・テーマ:なぜ「障害者の生涯学習」に取り組むのか
・ファシリテーター:関 福生氏(新居浜市生涯学習センター 所長)
・事例発表者:飯野 小巻氏(宮﨑県教育庁生涯学習課 副主幹)
       井口 啓太郎氏(国立市公民館 館長補佐)
・パネラー:水野 浩司氏(愛媛県教育委員会社会教育課)
      上甲 啓一郎氏(西予市田之筋地域づくり活動センター)
田中 潤也氏(口と足で描く芸術家協会)
・概要: 文部科学省が「障害者の生涯学習」の取組を開始して、来年度で10年目を迎えます。愛媛県内では、愛媛大学が
    令和元年12月に「共に学び生きる、共生社会コンファレンス『まるのつどい』」を開催し、この施策がスタートし
    ました。他県に先駆けての取組を開始したものの、県内の状況を見ると、未だに十分な学びの機会が確保されたと
    は言い難い状況にあります。
     改めて、先進的な取組を進める自治体の事例や、愛媛県内での民間事業者の取組、教育や福祉等の分野を超えた
    連携の取組などを共有し、愛媛県の取組の今後の発展・充実に向けた課題の整理、そして今後の方向性について、
    議論を行います。


【分科会】大ホール・小ホール・大会議室・研修室1(15:30〜17:00)
◉分科会1:障害者の学びの場づくりと大学に期待される役割
・ファシリテーター:堤 英俊氏(都留文科大学 教授)
・パネラー:玉利 麻紀氏(高知県立大学 助教)
      宮本 秀樹氏(長野大学 特任教授)
      樫木 暢子氏(愛媛大学大学院 教授)
・概要:「社会課題の解決における大学の活用」「(青年期にある)当事者の学びの意欲にこたえる場所」「学生への教育
    面での影響」など、地域の重要な教育資源である大学が、障害者の生涯学習において、期待される役割について、
    改めて考える機会とします。


◉分科会2:文化芸術活動としての障害者の生涯学習
・ファシリテーター:小松原 修氏(佐賀大学大学院 准教授)
・パネラー:松木 清孝氏(ゆめ水族館事務局)
      青砥 穂高氏(生活介護事業所さんかくやま)
      中村 和憲氏(作曲家)
・概要:美術館や「えひめ子どもの城」などで実施したワークショップなどの取組事例を通して、より多くの社会教育施設
    で障害者の文化芸術活動をどのように作っていくのか協議します。


◉分科会3:「読むこと」のバリアフリー
・ファシリテーター:苅田 知則氏(愛媛大学 教授)
・パネラー:星川 正樹氏(文部科学省)
      河村 好恵氏(松山市立中央図書館)
      高橋 信行氏(えひめ盲ろう者友の会)
浅沼 裕子氏(CIL星空)
・概要:図書館が求められる読書バリアフリーにかかる取組を網羅的に理解するとともに、誰もが読書を楽しめる社会の構築
    に向けた事例等を学びます。


◉分科会4: 「障害者の生涯学習」にかかる公民館講座の開設
・講師:井口 啓太郎氏(国立市公民館 館長補佐 障害者の生涯学習推進アドバイザー)
・コメンテーター:関 福生氏(新居浜市生涯学習センター 所長)
         柴崎 あい氏(包摂の新しい学び創造委員会)
・概要:公民館で「障害者の生涯学習」に取り組むために必要なことについて、主に公民館等の講座企画担当者や、自治体の
    社会教育・生涯学習担当者を対象とした講義・ワークショップを行います。

過去のコンファレンス

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